伊賀上野について
伊賀上野の名所
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伊賀上野城
白く美しい三層の城郭が、鳳凰の翼を休める姿に見立てられ「白鳳城」とも呼ばれています。 もともとは築城の名手「藤堂高虎」が五層の天守閣を建設しますが倒壊。 現在の天守閣は、多くの市民が協力し 1935 年 に再建。 伊賀のランドマークタワーとして市民に親しまれています。
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上野高校明治校舎
1900 年に建設された美しい白亜の校舎で、明治期の旧制中学校建築として現存する数少ない建物です。しかも現在も部活動などで使用されている校舎は東西68mに及び、中央の玄関ポーチと左右両端の和風入母屋屋根が印象的。校門及び 校舎は県の有形文化財指定。
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松尾芭蕉
江戸時代前期の俳諧師。現在の伊賀市に生まれる。生家や芭蕉五庵の中で唯一現存する蓑虫庵、句碑など、まちのあちこちに芭蕉さんの気配を感じることができます。
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だんじりと天神祭
祭りが中心にあると言っても過言ではない伊賀上野の暮らし。秋の天神祭では、東御旅所から西御旅所まで、上野天神宮の神輿と鬼行列とともに楼車(だんじり) 行列が続きます。まちのあちこちの楼車蔵と町家のある風景は伊賀上野特有の風景です。「上野天神祭 のダンジリ行事」がユネスコ無形文化遺産登録。
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菅原神社(上野天神宮)
「天神さん」の愛称で親しまれ、文学の祖神として知られる菅原道真公を主神とする神社。 神社の参道である本町通りや旧伊賀街道は菓子屋や餅屋が多く並び伊賀のまちの歴史を感じさせてくれます。「楼門」と「鐘楼」は県の有形文化財指定。
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旧上野警察署庁舎
1888年竣工。三重県内各地の警察庁舎のモデルとなったと言われる由緒ある建物。木造平屋建、寄棟造で、もとは城内の東大手にあり、1938年に現在地に移築、国の登録文化財指定。
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赤井家住宅と長屋門
上野忍町にある武家屋敷。長屋門は江戸時代末期に建てられ現存しています。 施設内には、主屋、土蔵、茶室などがあり、庭園は自由に観覧可能。貸し部屋として供用しているため、一年を通して様々なイベントが行われています。国の登録文化財指定。
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旧小田小学校 本館
現存する小学校校舎としては三重県最古。木造洋風二階建ての寄棟造りで、屋根中央の太鼓楼や、正面ポーチとバルコニー、江戸時代のカットガラスのギヤマン硝子から復元した色ガラスも見どころ。近代初等教育の草創を象徴する建物です。県の有形文化財指定。
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旧崇廣堂
「赤門」の愛称で親しまれる江戸時代の藩校。創建当時のままの講堂などを見ることができ、現在も様々な展示会やイベントなどで活用されています。国の登録文化財指定。
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銭湯(一乃湯、池澤湯)
お湯に浸かるのはもちろん、地域の交流や情報の行き交う場であった下町文化の象徴でもある銭湯。 かつて多くあった銭湯も現在は2軒に。暖簾をくぐると伊賀上野の暮らしが少し見える気がします。国の登録文化財指定(一乃湯)。
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町家
藤堂高虎の築城により伊賀上野藩で栄えた城下町は戦災を免れたため、今も多くの歴史的建物が残っています。他の地域では見かけなくなった専門店。町家の蟲小窓や格子の違いなどを見比べながら散策するのもオススメです。